「ローフード」
一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。
約20年前、アメリカのセレブの間でローフードが流行し、日本にやってきましたが近年健康志向の高まりから食生活が見直され、再ブームが到来しつつあります。
※日本政策金融公庫農林水産事業は、「平成31年1月消費者動向調査」を実施した。
雑誌や健康番組では「ローフード」や「発酵食品」が身体に良いということが取り上げられたり、スーパーの陳列棚でも”甘酒”コーナーや”塩麹”コーナーなど設けられと、生活に定着しつつありますね。
ただ、なぜそれらが身体に良いのかということまでは知っている方は少ないように思います。
敷居が高い??ローフード
「ローフード」と聞くと
冷たい、まずい、作るのが難しそう、面倒くさそう、手間がかかりそう、、、
と、ちょっとネガティブな答えが返ってきそうです。
近年、大ブームを巻き起こしたグリーンスムージは、手軽なローフードです。
実は、ローフードのお料理は、色鮮やかで美しく、とても上品です。
美容にも良くて、お肌も綺麗になります。
ダイエットにも有効です。
火を使わないので調理はとても簡単なのですよ。
ローフードとは
ローフードのローは英語で「RAW」と書き、「生」という意味です。
生の食べ物という意味で非加熱で(48度以下で)調理されたものを指します。
非加熱で調理されたものは、酵素が生きているので「リビングフード」、生きている食べ物とも呼ばれることがあります。
生に近い状態で食べることで、加熱調理で失われがちなビタミン、ミネラル、酵素をあますことなく摂り入れられます。
これよりも高い温度で調理されたものは酵素の働きがだいぶ弱まってしまい、エネルギッシュさにも欠けます。
日本古来より存在する調味料の、醤油、味噌、みりん、酢、酒や納豆、漬物など発酵食品もローフードなのです。
また、みなさまになじみのある、のりやわかめ、ひじきなど海藻もローフードです。
次回は、ローフードがなぜ身体に良いのか、なぜ痩せるのか。
そのメカニズムについてお伝えしたいと思います。
*参考文献*
RAW FOOD RECIPE 土門大幸著
女性のためのナチュラルハイジーン 松田麻美子著
Beauty Raw Sweets 志村双葉著
HAKKOH LIVING FOOD 発酵リビングフード 睦美著
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