ローフード&ロースイーツととても相性の良いものにスーパーフードがあります。
スーパーフードとはどういうものなのでしょうか。皆さんの大好きなチョコレートの原料になるカカオもその一つ。
おやつの時間に、このカカオを使ったローチョコレートを摂り入れてみたらいかがでしょう。
スーパーフードの中のカカオの魅力についてお伝えします。
スーパーフードとは
スーパーフードとは、「一般の食品よりもビタミン、ミネラル、クロロフィル、アミノ酸、必須脂肪酸、多糖類、抗酸化物質などの健康成分を多く含むおもに植物由来の食品のこと」かつ「全体の栄養バランスが良くトランスファットといった身体に有害なものが含まれていない」のが特徴の食べ物です。あらゆる食品の中でもまれにみる栄養価の高さと質を誇っており、ごくわずかな量でもそれらを十分に摂取できます。一説によると、1980年代頃、食事療法を研究する医師たちの間で有効成分を突出して多く含む食品のことを「スーパーフード」と呼ぶようになったとか。
その後2000年頃、アメリカでローフードのブームの高まりとともに、ローフードの低温調理法がスーパーフードの含有成分を活かすのに最適だったことから、ローフード愛好家の中でスーパーフードの人気が急速に広まりました。スーパーフードは、一般の食品とサプリメントとの間に位置するような存在で、料理の食材としての用途、健康補助食品としての顔も併せ持っています。
スーパーフードの中でも良く知られているのは、一時期ブームが沸き起こったアサイーボウルの「アサイー」とか「スピルリナ」でしょうか。最近では、「チアシード」や「キヌア」などは近くのスーパーマーケットでも見かけるようになってきましたね。スーパーフードが日本でも身近になってきたのではないのかなと感じています。普通のお野菜や果物を摂り入れるようにスーパーフードもごく自然に摂り入れる世の中になっていけば、人間の自然治癒力高める食品ですから身体に取り込むことで、ごく自然とバイタルフォース=生命力を高めていけますね。
スーパーフードの中の「カカオ」とは。市販のチョコレートと何が違うの?
カカオは、マヤ文明の時代から「神々の食べ物」として珍重されてきた栄養価の高い食べ物。生贄と共に神々に捧げられていたと言われています。
当時はカカオ豆をすりつぶした甘くない飲み物が基本で、スペインからの侵略を経てヨーロッパへ渡り、現代のような甘いものへと変化したそうです。
一時期は貨幣としても使われていたとか。それほど、珍重されていたものなのですね。
チョコレートやココアの原料になっていますから、スーパーフードの中でもカカオは私たちに親しみやすいものの一つかもしれませんね。
ただし、現代ではチョコレートの材料として知られていますが、チョコレートに加工される過程で生のカカオに含まれるポリフェノール、マグネシウム、鉄、亜鉛などの栄養素のほとんどが失われてしまいます。残念ながら市販のチョコレートは、砂糖や乳製品、食品添加物も一緒に摂れてしまうのでカカオ本来の力が発揮できません。
特筆すべきは、高温処理されていないカカオには、豊富なマグネシウムが入っているため代謝アップと便秘の改善につながります。代謝が促進されるとポッコリお腹がきえます。
また、イライラを抑えてリラックスできる効果も含まれているので一石二鳥どころか三鳥も四鳥にもなります。
私の場合、このマグネシウムをロースイーツからたっぷり摂れたことからしっかりとデトックスでき、さらには、綺麗に痩せることができたのかもしれません。低温処理されたローカカオには、豊富な栄養素がそのまま残っているほか48度以下の加熱でカフェインの発生も抑えられている上、ビタミンCが含まれているためダイエットだけでなく、子どもや妊婦さんも安心して召し上がれるのも嬉しいところですね。
カカオを摂り入れてみよう!
では、ダイエット効果のあるカカオを摂り入れるにはどうしたらよいのでしょう?
是非、低温で加工処理されている「ローカカオパウダー」をゲットしてくださいね。
他にもおすすめがあります。それは、「カカオニブ」です。カリカリして香ばしいし、いろんなもののトッピングに使えます。家事に育児にダイエットに忙しい女性に嬉しい成分がふんだんに含まれていますから、手にしてみて下さい。
カカオニブは、ほろ苦くて甘くはないのですが、サラダのトッピングにしても良いし、ヨーグルトやアイスクリームに乗せて食べると食感を楽しめてクセになりそうです。
最後に、我が家で定番の「ローカカオパウダー」を使ったチョコレートスムージーを紹介します。冷たくて美味しいのでこれから大活躍しそうです。
【簡単チョコレートスムージー】
・シャーベット状にした甘酒・・・200g
・ローカカオパウダー・・・大さじ一杯
・メイプルシロップ・・・大さじ一杯
・オレンジの絞り汁・・・適量
上記を全て混ぜる。
トッピングにアクセントでカカオニブをいれてもおいしいですよ。
*参考文献*
『スーパーフード図鑑&ローフードレシピ』 キラジェンヌ株式会社
日本チョコレート&ココア協会 チョコレート・ココア大辞典「チョコレート・ココアの歴史」より
違いがわかるチョコレート店ショコラナビ 「豆知識」より
NHK 美と若さの新常識「マグネシウムはポッコリお腹の救世主」より
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